このサブプロジェクトについて

「動詞の意味構造」では、認知意味論の立場から二つの課題に取り組んでいる。一つは、諸言語における動詞の類型論的な研究である。これに関しては、主に移動を表す動詞の性質について20あまりの言語について比較研究を行っている。そこに見られる言語間の共通性と差異を通して、言語の背後にある世界認識の性質に迫ろうとしている。もう一つは、動詞の意味に関する理論的な研究である。これについては、Fillmoreらのフレーム意味論の枠組みから、動詞の意味と形態論的・文法的性質をどのように説明できるか、という問題に取り組んでいる。それを通して、私たちの持っている一般的な知識が言語にどのように関わっているかを明らかにしようとしている。

 

プロジェクトリーダー
松本 曜(国立国語研究所 理論・対照研究領域 教授)

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